- 卓球の強い国ってどこ?
- 最近テレビで卓球の試合を見るけど、日本って強いの?
卓球は世界中で1億人以上の愛好者、競技者が存在していると言われており、非常に人気があるスポーツの1つです。
1926年に始まった世界卓球、1988年から新たに加わったオリンピック種目など、国同士で競う大会も多くあります。
本記事では、
- 世界的に見て卓球が強い国
- 日本の世界ランキング
について、卓球に詳しくない方でも分かるように丁寧に解説していきます。
世界の強い国を知って卓球観戦をもっと楽しみましょう!
目次
2025年5月現在の国別での卓球世界ランキング1位は男女ともに中国
2025年5月現在、チーム、シングルスともに世界ランキング1位は全て中国が占めています。
ダブルスに関しては、男子ダブルスはフランス、女子ダブルスは日本が1位です。
競技種目 | 世界ランキング1位 |
---|---|
男子団体 | 中国 |
女子団体 | 中国 |
男子シングルス | 林詩棟(中国) |
女子シングルス | 孫穎莎(中国) |
男子ダブルス | A.ルブラン / F.ルブラン(フランス) |
女子ダブルス | 大藤沙月 / 横井咲桜(日本) |
オリンピックでは2008年から2021年の過去4大会全てで中国が金メダルを取っています。(男女ともに)
団体戦、シングルスともに中国が圧倒的な強さを誇ります。一方で、ダブルスに関しては中国以外の選手が1位になるケースもあります。
世界の卓球界での日本の立ち位置
ここまでの説明で中国が強いことは分かったかと思います。続いて日本はどれくらいの立ち位置にいるのかについて解説していきます。
2025年5月現在の国別世界ランキングは以下のとおりです。男子は5位、女子は2位にランクインしています。
日本男子:5位
日本女子:2位
日本男子の立ち位置
日本男子はチームランキングで世界5位でした。日本人個人の世界ランキングは以下の通りです。(2025年5月現在)
張本智和選手:世界ランキング4位
松島輝空選手:世界ランキング19位
篠塚大登選手:世界ランキング28位
戸上隼輔選手:世界ランキング30位
宇田幸矢選手:世界ランキング32位
張本選手をトップに、数多くの選手が世界ランキング上位に食い込んでいるのがわかります。
日本女子の立ち位置
日本女子はチームランキングで世界2位。中国に次ぐ2番手のポジションにいます。
シングルスの世界ランキング上位5人は以下の通りです。
張本美和:世界ランキング6位
早田ひな:世界ランキング7位
大藤沙月:世界ランキング8位
伊藤美誠:世界ランキング9位
橋本帆乃香:世界ランキング13位
2024年2月に開催された世界卓球釜山では中国相手に破れはしたものの、2-3と非常に惜しい結果でした。その後、2024年6月に開催されたアジア選手権では中国を破って優勝しています。
2位ではあるものの、最近は中国との差は間違いなく縮まってきています。
日本は世界的にも強豪国であり、非常に強い国であることが分かったかと思います
次に中国と日本以外の強い国について紹介していきます。
世界各国での卓球の強い国
2025年5月時点での国別世界ランキングは以下の通りです。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
1位 | 中国 |
2位 | フランス |
3位 | スウェーデン |
4位 | ドイツ |
5位 | 日本 |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
1位 | 中国 |
2位 | 日本 |
3位 | 韓国 |
4位 | チャイニーズ・タイペイ |
5位 | ルーマニア |
個人世界ランキングは以下の通りです。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
1位 | 林詩棟(中国) |
2位 | 王楚欽(中国) |
3位 | ウーゴ・カルデラーノ(ブラジル) |
4位 | 張本智和(日本) |
5位 | 梁靖崑(中国) |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
1位 | 孫穎莎(中国) |
2位 | 王曼昱(中国) |
3位 | 陳幸同(中国) |
4位 | 王藝迪(中国) |
5位 | 蒯曼(中国) |
以上より、個人の実力においても中国の選手が上位を占めています。
最近のデータとして、2001年以降の世界卓球団体戦の結果(ベスト4以上)をまとめました。
■男子
金メダル | 銀メダル | 銅メダル | 合計 | |
---|---|---|---|---|
中国 | 11 | 0 | 0 | 11 |
ドイツ | 0 | 6 | 1 | 7 |
韓国 | 0 | 2 | 7 | 9 |
日本 | 0 | 1 | 4 | 5 |
香港 | 0 | 0 | 2 | 2 |
台湾 | 0 | 0 | 2 | 2 |
スウェーデン | 0 | 0 | 2 | 2 |
イングランド | 0 | 0 | 1 | 1 |
■女子
金メダル | 銀メダル | 銅メダル | 合計 | |
---|---|---|---|---|
中国 | 10 | 1 | 0 | 11 |
日本 | 0 | 5 | 5 | 10 |
香港 | 0 | 2 | 5 | 7 |
シンガポール | 1 | 2 | 1 | 4 |
北朝鮮 | 0 | 1 | 1 | 2 |
台湾 | 0 | 0 | 2 | 2 |
韓国 | 0 | 0 | 2 | 2 |
ドイツ | 0 | 0 | 2 | 2 |
ベラルーシ | 0 | 0 | 1 | 1 |
フランス | 0 | 0 | 1 | 1 |
以上の結果から、分かることは以下のとおりです。
- 男女ともトップはアジアが多い
- アジア以外ではヨーロッパが強い傾向にある
世界ランキングトップ20ヶ国の内、アジア、ヨーロッパで8〜9割を占めています
アジアで卓球の強い国
続いてアジアの強い国についてより詳細に説明していきます。
アジア地域の中で世界ランキング上位の国を上から5つリストアップしました。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
1位 | 中国 |
5位 | 日本 |
6位 | 韓国 |
7位 | チャイニーズ・タイペイ |
12位 | インド |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
1位 | 中国 |
2位 | 日本 |
3位 | 韓国 |
4位 | チャイニーズ・タイペイ |
9位 | インド |
この表からも、世界トップの多くをアジアの国が占めていることが分かるかと思います。
ヨーロッパで卓球の強い国
アジアの次に強い国が多かったヨーロッパについて説明していきます。
ヨーロッパの中で世界ランキング上位の国を上から5つリストアップしました。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
2位 | フランス |
3位 | スウェーデン |
4位 | ドイツ |
8位 | デンマーク |
10位 | スロベニア |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
5位 | ルーマニア |
6位 | ドイツ |
7位 | フランス |
12位 | スウェーデン |
14位 | ポルトガル |
世界でも上位であるドイツでは、卓球のプロリーグであるブンデスリーガがあり、世界中からプロ卓球選手が集まってきます。
このような良い環境があるために、ドイツの選手、ヨーロッパの選手は強くなっていき世界トップの実力を持つことができるのだと思います。
その他の地域で卓球の強い国
アジア、ヨーロッパに強い国が多いということを説明してきましたが、それ以外の地域でも卓球の強い国はあります。
男女それぞれ世界ランキング上位から5ヶ国を紹介していきます。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
9位 | ブラジル |
14位 | エジプト |
15位 | オーストラリア |
17位 | イラン |
19位 | アメリカ |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
8位 | エジプト |
11位 | ブラジル |
16位 | アメリカ |
20位 | オーストラリア |
22位 | チリ |
ブラジルと聞くとサッカーを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、実は卓球でも世界ランキング上位の強豪国です。
このようにアジア、ヨーロッパ以外でも強い国はあります。
まとめ:卓球の強い国はアジア、ヨーロッパが多い
卓球の強い国について最後にもう一度まとめます。
- 2025年現在、男女ともに中国が世界ランキング1位
- 日本は強豪国(世界ランキング 男子5位、女子2位)
- アジア、ヨーロッパ地域に強い国が多い
日本は世界的にも強豪国であり、今後のオリンピックや世界大会でも十分にメダルを狙える位置にいます。
テレビでも放送されているので気が向いたら観戦してみて下さい!
パリオリンピックの情報に関しては、「2024年パリオリンピック情報を完全網羅!日本代表・日程・組合せ・放送予定を紹介」という記事にまとめています。
各国のトップ選手同士の試合はオリンピック以外でも見ることが可能です。
日本最高峰のプロリーグであるTリーグでは、世界からトップ選手が集結し試合を行います。Tリーグを見る方法はいくつかありますが、Amazon prime videoで見ることが圧倒的におすすめです。
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詳しくはこちらの記事で解説しているので、卓球観戦に興味をもった方は是非読んでみて下さい!

少しでも卓球に興味を持ってもらえたらうれしいです。
ありがとうございました。