こんにちは、中学で卓球をスタートし約20年間続けてきた村長といいます!
このページでは「卓球の始め方」から「うまくなる方法」まで初心者の方でも問題なく理解してもらえるように解説していきます。
私自身、普通の公立中学の部活で卓球をスタートし、教えてくれる人がいなく苦労してきました。
その後、自分なりに考えて卓球を続けて行くことで、学生時代出られなかった全国大会に社会人で始めて出場するまで上達しました。
そんな私が、
・完全初心者でも分かるように
・なるべく専門用語を使わずに
卓球の始め方からうまくなる方法まで詳しく解説していきます。
とにかく分かりやすく伝えていきますので、安心して読み進めてください!
目次
卓球初心者がうまくなる方法①:適切な用具を揃える
卓球用具の種類は非常に多いため、どれを選んでいいか分からないと悩むケースが多いです。
そこで、卓球を始めるために必要な用具6つを紹介したいと思います。
こちらを揃えればすぐに卓球を始めることができます!
①ラケット
FL、ST、SLIMはラケットのグリップ種類です。どれを選んでもOKですが、分からなければFLを選んでおきましょう。
②ラバー
赤と黒のラバーを1枚ずつ計2枚選びます。スポンジ厚さは両方とも”中”を選択しましょう。
③ラケットケース
④シューズ
初めて買うシューズは実際の店舗で試着することをおすすめします。近所のスポーツ用品店で履いてみましょう。
⑤運動着
⑥ボール
卓球メーカーのニッタクが販売しているトレーニングボールで、これを選んでおけば間違いないです。私も練習ではこのボールを使っています。
まずは上で紹介した6つをそのまま使ってみましょう。
ラケット、ラバーを買う際の注意として、1,000円~2,000円くらいで買える「ラバーが張り付けられたラケット」は買わないようにしましょう。
ラバーが貼り付けられたラケットは、弾みが弱く回転がかけにくいので競技に適さないからです。
スポーツショップで「初心者向け」と書いてあることもありますが、競技として卓球を始めたいならオススメしません
「でもラバーを貼り付けるのって面倒だし難しそう…」
と感じる方は、無料でラバーを貼り付けてくれるお店を選びましょう。下記リンクの楽天市場のお店でラケット、ラバーを買えば無料でプロが貼り付けてくれます。
■無料でラバーを貼り付けてもらう方法
①下記リンクからラケット、ラバー2枚をかごに追加
②画面上部の「買い物かご」をクリック
③画面右上の「ご購入手続き」をクリック
④下にスクロールしていくと、「備考」という欄があるので「ラバー貼り付け希望」と記入。(フォア面赤などの記載は特に気にしなくて大丈夫です。)
⑤画面右上の「注文を確定する」をクリック
※注文確定前にメールマガジン登録のチェックを解除しておきましょう。
もっと詳しく用具について知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
卓球初心者がうまくなる方法②:打ち方を教えてもらう
用具を揃えたら指導者に正しい打ち方を教えてもらいましょう。
何故かというと、最初に身に着けたフォームによってその後の上達速度が大きく変わるからです。
私を含め、正しい打ち方の指導を受けてこなかった人が後で打ち方を修正するのは非常に苦労します、、、
とはいえ、どうやって指導者を見つけたらよいか分からないと思いますので、失敗しない指導者の探し方を紹介していきます。
①指導者自身の実績でなく、教え子が実績を残しているかどうか
②ジュニア(小学生含む)の指導教室があるかどうか
③値段が適切かどうか:1回あたり3,000円〜6,500円
④通える範囲かどうか
上記4つのポイントを参考に指導者を選んでいきましょう。
更に詳しく知りたい方は「卓球上達のためにコーチの指導は受けるべき?解説します」という記事で解説しているので参考にしてみてください。
「わざわざお金を払って教えてもらわなくても、Youtubeで有名な人が教えてくれるからそれを参考にすればいいんじゃないの?」
このように考える人もいるかと思いますが、初心者の方はお金を払ってでも、指導者に直接教えてもらう方が無難です。
何故かというと、Youtubeの動画は一般論としての解説で、一人一人に合わせた教え方ではないためです。
特に初心者の場合、「イメージする理想のフォーム」と「自分のフォーム」の違いに気付くことは難しいです。指導者に直接見てもらい、随時修正していくことが上達の近道です。
初心者の方はYoutubeではなく指導者に直接教えてもらうことを推奨します!
卓球初心者がうまくなる方法③:ボールを飛ばす力加減、回転をかける感覚を覚える
打ち方を教わるのと並行して、ボールをラケットで飛ばす力加減と回転をかける感覚を身に着けましょう。
卓球は狭い卓球台に入れるようにボールをコントロールする必要があり、繊細な力加減が重要となるからです。
加えて、回転という要素も卓球では重要であり、上達していく上で回転をかける感覚を身につけることは必須です。
力加減、回転をかける感覚を身につけるオススメの練習は以下の3つです。
①玉突き
ラケットでボールを連続して玉突きする
②壁打ち
壁にノーバウンドでボールを連続して当て続ける
③床に向けてボールに回転をかける
下回転(バックスピン)をかけて手元まで真っすぐ戻す
こちらの練習のメリットとしては、1人でもできることです。
常に指導者に教えてもらうのがベストですが、そういうわけにもいかないと思います。
卓球を初めてすぐであれば、今回紹介した練習でも十分効果があると思いますので、試してみてください。
1人で出来る練習については、「1人で出来る卓球の練習方法6選!家でできる練習も紹介!【初心者必見】」という記事でより詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
卓球初心者がうまくなる方法④:練習を繰り返し行う
打ち方を教えてもらったら、繰り返し練習し身体に覚え込ませていきましょう。
繰り返し練習することで、筋肉や脳がその動作を覚え、効率的に身体を動かすことが出来るからです。
まずは、卓球で最も基本となる以下2つの技術を習得していきましょう。
①ボールに前進回転をかける技術
②ボールに下回転をかける技術
詳しい練習内容を説明すると長くなってしまうのでここでは割愛します。詳しくは「【卓球初心者向け】おすすめ練習メニュー3選!」という記事で紹介しているので参考にしてみてください。
「ドライブとかチキータとか早くできるようになりたいんだけど…」
このように感じる人もいるかも知れません。しかし、いきなり難しい技術に挑戦することはオススメしません。
何故かというと、難しい技術は全て基本となる技術の組み合わせで、すぐには習得できないためです。少なくとも卓球を始めて1年以内の方は上記2つの練習をメインに取り組んでいきましょう。
もちろん人によって技術のレベルは違います。指導者と相談し、自身の習熟レベルを考慮して練習内容を決めていきましょう!
とはいえ、「繰り返しって言うけど、具体的に何時間くらい練習が必要なの?」と感じる人もいると思います。
「卓球が上手くなるまでの時間とは?約1万時間の練習による実績を紹介!」という記事で私の20年間の実体験をもとに必要な練習時間について解説しています。
卓球初心者がうまくなる方法⑤:ルールを知る
ルールを知らないと、相手の違反に気付かなかったり、自分で気付かずに違反をしてペナルティを受けてしまうことに繋がります。
まず最低限覚えておく必要があるルールは以下5つです。
①サーブは自コートに1バウンド、相手コートに1バウンドさせる
②サーブ以外は相手コートに直接ボールを入れる
③1ゲーム11点先取で3ゲーム取った選手が勝利
④サーブは2本ずつ交代して出す
⑤ただし10‐10になった場合、サーブは1本交代で2点連続して点を取るまで続く
これらのルールを知っておけば卓球することは可能ですので、しっかり覚えておきましょう
より詳しく基本ルール、反則について知りたい方は、こちらの記事で解説しているので読んでみてください。
卓球初心者がうまくなる方法⑥:大会に出る
基本的な技術が身についてきたら、積極的に大会に出てみましょう。
大会に出る主なメリットは以下の4つです。
①現在の実力がわかる
②初めて対戦する相手への対応力がつく
③緊張感の中で卓球をすることができる
④大会の雰囲気に慣れることができる
最初は1試合目で負けてしまうかもしれません。しかし、実際に大会に出て得られる経験は非常に大事です
卓球上達のためにも積極的に試合に出場し、経験を積んでいきましょう。
学校やクラブに所属している場合は、顧問や指導者が代表して大会に申し込んでくれると思います。自分で申し込む場合は、「卓球大会の申し込み方法3ステップを解説!【誰でも分かる具体例で説明】」という記事を参考にしてください。
「まだまだ下手なんだけど、大会に出ても浮かないかな…?」
初めの内はこのように不安を感じるかと思いますが、初心者の方も普通に大会に出ているので心配する必要はありません。
どうしても心配だという人は、新体連(新日本スポーツ連盟)という団体が主催している大会に出てみましょう。
新体連は競技としての卓球だけでなく、より多くの人が卓球を楽しめるように、という理念を持った団体です。そのため新体連主催の大会は、初心者でも参加しやすいようレベル別に分けた大会を開催しています。
新体連についてもっと知りたい人は「【卓球】新体連とは?日本卓球連盟との違いを徹底解説!」という記事を参考にしてください。
まとめ:卓球に興味があれば、まずは始めてみましょう
私自身、これまで卓球のおかげで人生を楽しく過ごすことが出来たと断言できます。
だから他の人も卓球をやれとは言いませんが、卓球に興味があるのにどうやってスタートしたらよいか分からず断念してしまうのは勿体ないです。
小さいお子さん、スポーツ経験のない人、老若男女だれでも卓球に興味を持った人には是非スタートしてもらいたいと本気で思います
今回の記事が皆さんの卓球をスタートする際の手助けになれば、とても嬉しいです。
皆さんが楽しんで卓球してくれることを、心から願っています。
ありがとうございました。
■卓球を始めるための最低限必要な用具6つ
①ラケット
FL、ST、SLIMはラケットのグリップ種類です。どれを選んでもOKですが、分からなければFLを選んでおきましょう。
②ラバー
赤と黒のラバーを1枚ずつ計2枚選びます。スポンジ厚さは両方とも”中”を選択しましょう。
③ラケットケース
④シューズ
初めて買うシューズは実際の店舗で試着することをおすすめします。近所のスポーツ用品店で履いてみましょう。
⑤運動着
⑥ボール
卓球メーカーのニッタクが販売しているトレーニングボールで、これを選んでおけば間違いないです。私も練習ではこのボールを使っています。