今回はミズノ製の卓球台「EX K-30」をレビューします。
国際規格サイズの内折式(一体式)卓球台「EX K-30」。かなり古いモデルですが、日本卓球協会から認定を受けた卓球台です。
公共体育館などで見かける機会も多い「EX K-30」を徹底レビューします。
EX K-30の評価まとめ | |
---|---|
総合評価 | ★★★★☆ |
下回転の止まりやすさ | ★★★★☆ かなり止まる |
前進回転の伸びやすさ | ★★☆☆☆ あまり伸びない |
バウンド後の回転量 | ★★☆☆☆ 減少する |
取り扱いやすさ | ★★★☆☆ 普通 |
結論から先に伝えると、「EX K-30」は弾みが弱めで、止まりやすい卓球台でした。
短いサーブやストップが卓球台に収まりやすく、前進回転もスピードが出ないのでラリーになりやすいです。
目次
卓球台EX K-30の基本情報

EX-K30の概要 | |
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メーカー | MIZUNO |
サイズ | 国際規格サイズ 長さ:274cm 幅 :152.5cm 高さ:76cm |
カラー | グリーン |
枠 | なし |
折り畳みタイプ | 内折式(一体式) |
キャスター | あり ストッパーなし |
転倒防止ストッパー | なし |
天板の厚さ | 18mm |
卓球台EX K-30の天板をレビュー

今回利用した「EX K30」の天板表面写真です。細かい傷はありますが、問題なくプレーできる状態でした。
写真では分かりにくいですが、卓球台の天板表面を触ってみると少しざらついた感触です。
経年劣化でツルツルになる卓球台もありますが、「EX K30」は違うようです。

天板の厚さは測定できていませんが、18mm程度。天板下部に枠は付いていません。
■枠付きの卓球台

卓球台EX K-30の性能レビュー
実際にプレーした感じた「EX K-30」の性能をレビューします。以下の基準で評価しました。
- 下回転の止まりやすさ:★★★★☆
➨かなり止まる - 前進回転の伸びやすさ:★★☆☆☆
➨あまり伸びない - バウンド後の回転量 :★★☆☆☆
➨減少する
下回転はかなり止まる
下回転の止まりやすさ:★★★★☆
➨かなり止まる
ショートサーブ、ストップを2バウンドで収めやすいため、台上からの展開を作りやすいです。
一方でツッツキやロングサーブのスピードが出ないので、差し込んでチャンスメイクはしにくいと感じました。
また、2バウンドするかどうか際どいボールに対してのドライブが難しいです。想像より止まるので、いつもより半歩踏み込まないと距離感が合いません。
ショートサーブ、ストップはしっかり止まります
前進回転はあまり伸びない
前進回転の伸びやすさ:★★☆☆☆
➨あまり伸びない
下回転と同様、前進回転もバウンド後に失速するため伸びてきません。
ドライブのスピードが落ちるので、ブロックしやすいと感じます。攻撃されても間に合うケースが多く、ラリーが続きやすい印象を受けました。
攻撃されてもブロックしやすいです
バウンド後の回転量は減少する
バウンド後の回転量:★★☆☆☆
➨減少する
バウンド後、回転量が減少するように感じました。
下回転はドライブしやすく、前進回転はブロック、カウンターともに容易です。
回転量で勝負するタイプの選手は、使いにくいかもしれませんね。
回転量が減少するので、返球しやすいです
卓球台EX K-30の取り扱いやすさをレビュー
取り扱いやすさ:★★★☆☆
➨普通
「EX K-30」は一般的な内折式(一体式)タイプで、特殊な操作などはありません。

転倒防止のロックは付いていません。注意しましょう。

キャスター付きですが、ストッパーはありません。

アジャスターで高さ調整も可能です。

検査合格証もちゃんと付いています。製造:美津濃に時代を感じますね。
ミズノは漢字で「美津濃」という表記するのですが知っていました?ちなみにボクは20年卓球していましたが、はじめて知りました。
卓球台EX K-30の評価まとめ

結論、「EX K-30」は弾みが弱めで、止まりやすい卓球台でした。台上技術が得意な選手、スピードプレーが苦手な選手にオススメです。
ラリーが続きやすいので、個人的にはかなり好きな卓球台でした!
EX K-30の評価まとめ | |
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総合評価 | ★★★★☆ |
下回転の止まりやすさ | ★★★★☆ かなり止まる |
前進回転の伸びやすさ | ★★☆☆☆ あまり伸びない |
バウンド後の回転量 | ★★☆☆☆ 減少する |
取り扱いやすさ | ★★★☆☆ 普通 |
その他オススメの卓球台は、こちらの記事でまとめています。

参考になればうれしいです、ありがとうございました。